けれども、それに読者は惹かれない。

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けれども、それに読者は惹かれない。

自分たちとあまりにかけ離れていれば、予想以上の興奮は期待できないからだ。
紙の上の人物でも傷つき悩み、修練を積み、

ライバルと切磋琢磨することで読者は自分たちの身と重ね合わせ、架空の人物に声援を送るのである。 『刃牙道』を描いている板垣恵介氏にとって、それらは余計な脂肪かも知れない。 でも、その脂肪も実は読者が求めるものだったりする。 問題はその加減でる。
一連のSTAP細胞騒動を見ていて「何かに似ている」と思った。 今どきの若者には分からないかもしれないが、子供が夏休みに入るころから民法では『心霊現象特集』やら『UFO特番』をやっていたのだ。
深夜に寂れたトンネルなどに言って『霊能者』と名乗る人の奇行をVTRで観たスタジオがどよめいたり、中には泣くタレントもいた。
UFOの場合は、アメリカのエリアなんちゃら(番号忘れた)付近で目撃情報やら人体実験をさせられたなどのVTRを流し、自称『UFO研究者』が「アメリカは宇宙人と手を組んで世界征服をもくろんでいる」と真顔で言っていた。